一日の終わり、夜の時間。
自室でまったりしていると、ふと自分の机の上にあるスピーカーの上に置いてあるものに目が止まった。

手に取って、眺めてみる。

DSC_0498
富士フィルム Super400 24枚撮り。
2016.12.20 by Nikon D5390+Nikon AF-S DX Micro NIKKOR 40㎜ F2.8G
SS:1/5秒、絞り:f/3.2、焦点距離:40㎜、ISO:800、WB:太陽光

現代に生まれたデジタル一眼レフレンズキャップを背景に、昔のフィルムが蘇るのかという気持ちで撮ってみた。


フィルムカメラが主流だった頃、主に使われたカメラフィルムのスタンダード。

このフィルム、実は2005年にあった御堂筋パレードに自分が出演した時、父がペンタックス一眼レフで撮った当時の御堂筋の様子が収められている。

あれから11年が経とうとしているが、つい最近までずっとカメラの中に入ったままだった。
正直、銀塩がカメラの中で11年ももつとは思えない。

だけど、これまでまだ一度も現像に出したことがなく、無理だろうと思って出さないでいる。
でも、もしかしたらうまく現像できるかもしれない。

色は出なくても、写っていればなおさらいい。
スキャンして画像補正でも何でもすれば、ある程度は復元できるかも。

そんな淡い期待を胸に、今度写真屋さんへ持っていこうと思う。


どうか、光をください。