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ついに2010年も終わりが来てしまった。
長かったような、短かったような。。

今年は前半と後半に分けられる。
前半はとにかく動いた日々、後半は新しい世界へ突っ込んだような日々だった。

というのも、年の初めに続くはずだった就活が大学の単位取得事情で次年度に持ち越されてしまったことだった。
あの日々は、どこか自分に迷いがあったように思う。

自分が目指していたものがよく分からなくなる時期があったり、他にもやりたいことがあったように思う。
自分の信念を大事にしてきたつもりだったが、年初めにもう一度考え直すことがあった。

それからは、あまり気にせずに今目の前にあることをやるようにしていった。
とにかく動くしかなかった。
残された単位を取得し、後期はCADスクールに通い始めた。

当時悔しい思いをしたCAD利用技術者試験を受けて、自分の知らない世界があると思うようになり、始めたのが9月。
後期はそれから、CADが自分にとってどんなものであるのか考え続けながら通った。

そしてそこで、自分の完全な可能性を見つけることができた。
同時に、他の分野では到底たどり着けない熱意が自分の中にあることに気づいた。
それがCAD・CG・DTPの道である。

以降、CADスクールに通い続けながら毎日のように自分への信念を育てるため、スキルだけではない確信的なものを身に着けていった。


本来なら就職が決まるはずであった今年、就職よりも大事な自分の力になり得るものを手に入れた1年だった。
2010年、革命の年といっていたが、革命ではないけれど確かな実力をつけた1年に違いはない。

もちろん、そんなことだけでこれからやっていけるとは思ってはいない。
だが、自分の中に絶対的な自信を根本から見直せるいい年であったと思う。


来年2011年は、いよいよ将来が決まる。
その時は、これまでにない更新が必要だし、これまでにない自分であるだろう。

未来は周りが関係するより、自らが切り開くものである。(2010完)